外部の知識が、企業の力になる条件を探る。
砂川大輔は、副業・兼業人材の企業活用、外部人材から組織への能力移転、中小企業の人的資本形成を専門に、研究と実践に取り組んでいます。200社を超える企業支援で得た問題意識をもとに、外部人材の専門性が企業内部に残り、支援が終わった後も活用されるための条件を考えています。
専門領域と、取り組む問い
副業・兼業人材の企業活用
どの経営課題を外部人材と解くのか。誰が仕事を受け取り、何を成果とするのか。企業の意思決定、役割分担、日々の協働に着目し、専門性を成果につなげる活用方法を考えます。
外部人材から組織への能力移転
外部人材が持つ知識・技術・判断基準を、社内の人が使える状態にするには何が必要か。仕事をともに進める過程と、企業側の受け取り方に関心を持っています。
中小企業の人的資本形成
人材確保に制約がある企業が、外部の専門性を活用しながら、自社に必要な能力を蓄積していく方法を考えます。企業の内製化・自走化、地域企業における外部人材活用も、このテーマにつながります。
砂川が提唱する「能力移転型」
能力移転型とは、外部人材の知識・技術・判断基準を企業内部へ移し、企業自身が仕事を遂行・改善できる状態を目指す活用モデルです。
例えば、マーケティングの施策を一緒に進めながら、社員が市場分析の方法や施策の判断基準を身につける。支援が終わった後も、社内で次の施策を考え、実行できる。そのような状態を目指します。
実践を、検証できる問いへ。
企業支援の現場で得た経験を整理し、理論・原則の言語化と検証に取り組んでいます。個別の経験から得た仮説と、調査によって確認できる事実を区別しながら、実務に役立つ知識へ育てていきます。
現在、深めている研究課題
- 企業側の受け取り手や役割分担が、能力移転にどう関わるか。
- 外部人材の支援終了後に、企業が自走できている状態をどう捉えるか。
- 実演、協働、振り返りの過程で、どのように判断基準が共有されるか。
- 地域企業が外部の専門性を継続的な組織能力につなげるために、どのような支援環境が必要か。
研究テーマに関する実践知は、著書『副業人材活用の戦略』や実務ガイド、副業人材活用ラボの記事で公開しています。
著書・公開資料を見る研究・調査への協力
副業・兼業人材の企業活用や中小企業の人的資本形成をテーマに、研究者・行政機関・調査研究事業の担当者との意見交換、有識者ヒアリング、公開可能な企業事例の共有などに関心を持っています。
研究協力で相談できる内容を見る